大阪にはいくつかのサイクリングコースがありますが、その多くは大阪の北部です。
例えば北大阪サイクリングや北河内サイクリングラインとかなにわ自転車道などすべて大阪の北側ですね。
大阪南部のサイクリングコースの代表となると南河内サイクルライン。
大阪北部に住んでいる人にとっては、どうしても足が遠のきがちですが周辺には魅力がある場所も多いし、ぜひ走って見るべきサイクリングコースです。
南河内サイクルラインとは?
「南河内サイクルライン」実は正式の呼び方ではなく通称で、正式名称は「大阪府道802号八尾河内長野自転車道線」です。
南河内サイクルラインの起点は大和川に架かる大正橋。
大正橋からしばらく大和川の堤防を走り、その後新大和橋で石川サイクリングロードに入り、河内長野に至るサイクリングコースです。
距離と難易度について
南河内サイクルラインの総距離は約21km。こちらがコース全体の地図です。
八尾から河内長野というと坂を登っていくイメージがあるかもしれませんが、川沿いを走るため実際は平坦で距離も短いためビギナーでも十分走れるサイクリングコースです。
アクセスと輪行
南河内サイクルラインの起点となる大正橋に近い駅は、大阪メトロ谷町線の八尾南駅です。
谷町線の終点の駅なので輪行には何かと便利ですよね!
大阪メトロ以外だと近鉄南大阪線の藤井寺駅も近いですし、全線走破にこだわらなければ、JR柏原駅駅や近鉄大阪線安堂駅などもサイクリングコースの途中に近いです。
JR柏原駅などまで輪行をして新大和橋ぐらいを起点とするのも良いでしょう。
サイクリングコースの終点となるのは河内長野。
南海や近鉄の河内長野駅からすぐなので、輪行を使って帰るのも便利なコースです。
距離がそれほど長くないですから、往復自走をして元の駅から輪行をして帰るというのも悪くないですね!
周辺の見所
サイクリングコースの周辺には見所はたくさんあります。
大阪は観光スポットが少ないイメージがあるかもしれませんが、途中寄り道するのにふさわしい場所も多いのでポタリング感覚でも良いコースです。
まずは絶対に訪れたいのが富田林。寺内町という古い町並みは必見です!
「富田林寺内町 富筋」大阪府富田林市pic.twitter.com/Pp53aNvOkr #風景画 #水彩
— 桑原水彩bot (@tokidokisuisai) March 29, 2020
他にも歴史上有名な場所もけっこうありまして、例えば古墳や道明寺など歴史好きなら見逃せないスポットも数多くあります。
藤井寺から羽曳野にかけて古市古墳群がありますが、近年世界文化遺産に登録され話題性もありますもんね。
ただ、古墳は道端から見ると単なる森で、上空から見ないとなかなかその素晴らしさがわからないんですがね…。
道明寺は大阪夏の陣の激戦の舞台でも有名で、後藤又兵衛が討ち死にした小松山など歴史ファンなら立ち寄りたい場所があります。
休憩スポット
途中富田林の寺内町に立ち寄り、そのついでにランチやカフェに立ち寄るのも良いでしょう。
サイクリングの栄養補給にがっつりと食べたいというのならこちらのお店がオススメ。
ネットカフェではなく、デカ盛りで有名なラーメン屋さんですw
こちらの唐揚げ丼でも有名で、サイクリングのエネルギー補給にぴったりかな。
富田林のポパイの唐揚げ丼食ってきた pic.twitter.com/3sVutvy492
— やきめし@ういく (@uiks08) October 24, 2018
もっと健康的なものが良いというのなら、こちらの自家製天然酵母のパンもオススメです。
富田林らしい古民家カフェで庭を眺めながら、ゆっくりとパンを楽しみながらカフェで一息は良いもんですよ!
まとめ
南河内サイクルラインは大和川から石川を走る河内長野までのコースです。
距離は21kmとそれほど長くなく、少し物足りないという人は大和川のもっと下流から走るのも良いですし、コースを往復しても良いでしょう。
途中立ち寄りたい観光スポットも多いサイクリングコースですから、ゆっくりとのんびり走りたいサイクリングロードでもありますよ!