しまなみ海道を走ってみたいけど、「途中コースを間違えない?」、「走行距離は?」、「所要時間は?」など気になりますよね!
しまなみ海道は一つのルートだけでなく、さまざまなルートがあります。
尾道~今治間を最短で駆け抜けるコースから、途中の島を一周する外周するコースも設けられています。
それぞれのコースの走行距離と所要時間を紹介します。
しまなみ海道のよく言われる走行距離と所要時間
しまなみ海道の一般的によく紹介される走行距離と所要時間は、約70km~75kmで5時間~8時間なんて感じですよね!
所要時間は利用する自転車による違いやライダーの体力にもよりますので当然かなりの違いが出てきます。
70km~75kmという違いは、短いのは実は尾道から来島海峡大橋を渡ってすぐにあるサンライズ糸山までで今治中心部まで行かないコースだったりします。
シクロの家のコースマップが超使える
「シクロの家」は、しまなみ海道のサイクリストが集うゲストハウスですが、サイト上でコースマップを公開されています。
このコースマップが単純なコースだけでなく、コース上の注意点や宿やショップの情報まで紹介をされていて超使えるんです!!
しまなみ海道を原付二種で渡るの絶対道迷うなと思ってたら、しまなみ海道の自転車&原付コースをマイマップで表示できるサイトを見つけて歓喜。
マジ助かるわー😃 pic.twitter.com/3tRGkYHsWi— くまおCBR125R (@CBR125R7) August 11, 2020
シクロの家は、JR今治駅から徒歩1分の便利な場所にありますので、しまなみ海道のスタートやゴールの際に是非宿泊してみてください!
最短コースの距離と所要時間
仕事で時間がなかなか取れない、遠方からしまなみ海道を走る人にとっては、とにかくしまなみ海道を最短距離で走破したいという感じの人もいますよね!
そんな人には最短コースということになるのでしょうが、距離はシクロの家さんのマップによると、坂道が最も少ない最短縦断ルートで78.2kmになります。
所要時間は自転車や人によってスピードが違いますが、自転車の平均速度は10km~20km程度と言われています。
ということは単純に計算すると目安として下記のような所要時間になります。
- 平均速度時速10km 約8時間
- 平均速度時速15km 約5時間
- 平均速度時速20km 約4時間
ただこの数字はずっと走り続けたらということなので、途中休憩や食事の時間も考えないといけません。
コースには橋を上るための坂もあり、宮窪峠というビギナーの人にとっては難所もありますしね。
また、特に初めてのしまなみ海道ともなると、あまりにも美しい景色に写真や動画を撮りたくなるときもたくさんあるはず。
私みたいに途中でドローンを飛ばすとなると、軽く1~2時間は余分な時間を費やしてしまいます。
ですから、だいたい上記の時間にだいたい1時間~2時間程度は+する時間がおおよその所要時間の目安になるでしょう。
そうすると、ロードバイクで経験が多い人は1日で走破は十分可能、クロスバイクでそこそこ経験のある人は1日の走破は可能、ビギナーの人は1日での走破はちょっと無謀というイメージ。
いずれの場合もしまなみ海道は景色を楽しむことも魅力なので、最低1泊はしてほしいですけどね。
しまなみ海道で実際に宿泊をして、それぞれのレベルに応じて往復をしたり、外周コースを組み込んでみたりとプランをしましょう。
外周コースについて
しまなみ海道といっても最短コースだけでなく、ちょっと寄り道ができる外周コースもあります。
そして外周コースにもしっかりとコース案内やブルーラインもあるから、ほとんど迷うことなくサイクリングを楽しむことができます。
このしっかりとしたサイクリングの環境が整備されているのが、しまなみ海道のまた別の魅力でもあるんですよね。
そして外周コースは向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島の途中のすべての島であります。
一口に外周コースといっても、島によって坂の多さや距離など難易度はずいぶんと異なるんです。
すべて外周コースを選んだらどれくらいの距離なるかといえば、だいたい100kmぐらいになります。
特に厳しいのが大島の東側と言われており、かなり本格的なアップダウン。
さらに道の状態も良くなかったりするのでパンクのリスクもあるので上級者以外はやめておくのが後で後悔せずに良いかもです。
すべて外周コースにした場合、約100kmの距離で平均時速20kmで走れれば約5時間で走破できるということになります。
平均時速15kmなら約7時間で休憩や食事の時間を入れると1日ではちょっと厳しくなるかも。
ビギナーと外周コース
しまなみ海道の外周コースはアップダウンが続く場合も見られ、最短コースと比べれば体力も必要なことからビギナーには向きません。
ただ、外周コースは島ののどかな風景や美しい海岸線を走ることができたりと、よりしまなみ海道らしさのあるサイクリングを楽しむことができます。
できればビギナーでも外周コースの1つや2つはコースに取り入れてほしいのですが、オススメは一番小さな伯方島か大島の西側。
伯方島外周コースは距離が20km程度でアップダウンも少なめでビギナーでも2時間もかからずに走ることができます。
美しいビーチも見れるし、ぜひチャレンジして欲しい外周コース。
一方大島の西側の来島海峡大橋と伯方・大島大橋との間の道は、今治から来る場合は前半は平坦でのどかな海岸線の道が続きますが、後半に近づくとアップダウンがきつくなります。
大島は最短コースでも宮窪峠というビギナーでもちょっと厳しい峠があります。
どうせ坂でしんどい思いをするのなら、より風景が楽しめる外周コースを通るのもオススメなわけです。
まとめ
しまなみ海道の最短コースは約75kmでビギナーでも1日で走破できない距離ではないですが、よりサイクリングを楽しむためには上級者でも1泊をするのがオススメ
外周コースはアップダウンが多くなり、特にビギナーにとっては体力的にも厳しいですが、伯方島と大島の西側は来島海峡大橋と伯方・大島大橋の間の道はオススメです。