しまなみ海道

サイクリストの聖地しまなみ海道を走ってみたいけど、アクセスや行き方はどうしたら良いのでしょうか?

できればマイ自転車で走ってみたいけど輪行をしてアクセスするのにオススメの方法について紹介をします。

しまなみ海道のアクセス

関東~関西、九州など全国各地のサイクリストにとっては、しまなみ海道は一度は走ってみたいところですよね!

しまなみ海道は広島県尾道から愛媛県今治を結ぶルートですが、スタート地点となる尾道や今治にはどのようにアクセスをするのが良いのでしょうか?

尾道へのアクセス

JR山陽本線の尾道駅が生口島に渡るフェリーのすぐで最寄り駅になりますが、遠方から訪れるとなると新幹線をまず考えますよね?

新幹線の新尾道駅はしまなみ海道のアクセスとしてはどうなのでしょうか?

新幹線でのアクセス

新尾道駅は尾道から北へ約3kmぐらい。

3キロというと楽勝と感じるでしょうが、行きは良いですが帰りに利用するのはオススメできません。

新尾道までは坂がキツく、交通量も多いため行きは下り坂なのでまだ良いですが帰りはやめておくべきです。

行きも帰りも東からだと福山駅で西からだと三原駅で在来線に乗り換えて尾道駅まで行くのが無難です。

飛行機でのアクセスは?

飛行機でのアクセスは尾道から空港が距離があるので少々面倒です。

最寄りの空港は、広島空港ではなく岡山空港。

岡山空港から尾道へのダイレクトにアクセスできるバスや鉄道はありませんので、いったん倉敷までバスで行きJR在来線で尾道へ行くのが良いでしょう。

岡山空港から倉敷を経由してい尾道に行く所要時間は運賃はこんな感じになっています。

□バス

岡山空港→倉敷駅北口 所要時間35分 運賃1,130円

□JR山陽本線 倉敷駅→尾道駅
所要時間約1時間 運賃1,140円

飛行機は輪行となるとけっこう面倒に感じるでしょうが、新幹線も自転車の置き場所に困る場合もあります。

最後尾席の後ろに置くのがセオリーですが、うまく最後尾席を取れると良いのですが。

その点、ANAやJALなどなら無料で受託手荷物で預けることができます。

しっかりと梱包もしてくれますし、ターンテーブルからスーツケースと同じように流れてくるのではなく、頼めば係員が手渡しで運んでくれるので安心。

さらに楽天トラベルの楽パックなどは、往復の飛行機とホテルがセットになってとても格安で利用がすることができます。

新幹線とホテルをそれぞれ個別に予約をするのと比べると、新幹線のチケット代金より安い場合もあるのでオススメですよ。

 

 

□高速バス

高速バスの多くは自転車の輪行が禁止になっています。

そのため東京や大阪などから高速バスを使って輪行は難しいです。

なお、しまなみ海道には「しまなみサイクルエクスプレス」や「しまなみライナー」は輪行をすることができます。

今治へのアクセス

今治までのアクセスですが、JR予讃線の今治駅に向かうことになります。

サンライズ糸山をスタートやゴールとすると、JR波止浜駅(はしはまえき)のほうが近いですが、特急列車が停車しないのでちょっと現実的ではありません。

新幹線+在来線でのアクセス

新幹線で岡山まで行き、岡山から予讃線特急しおかぜを利用して今治に行けます。

岡山で乗り換えは面倒ですが、特急列車が新幹線乗り継ぎ割引が適用されるので、特急券が半額になりわりとお得に今治まで行くことができます。

飛行機でのアクセスは?

今治の最寄りの空港は松山空港。

松山空港からバスで松山駅まで行き、JR予讃線に乗り換え今治に行く方法があります。

乗り換えが面倒なので、本数は少ないものの松山空港から今治駅にダイレクトに行けるリムジンバスがオススメです。

リムジンバスは完全予約制になるのでこちらを参照に予約をする必要があります。

いずみ観光バス ネットで予約

空港リムジンバスなので自転車の輪行もでき、運賃は今治駅まで2,360円になります。

松山から今治までは「はまかぜ海道」というサイクリングコースになっているので、自走するのも良いでしょう。

おおむね平坦な道で40km程度なので慣れている人なら、それほど苦にすることなく走れるでしょう。

フェリーでのアクセス

フェリーを利用してのアクセスは、東京や大阪からだと船で泊まることになるので、時間を節約できるメリットがあります。

ただし、東京から四国へのフェリーは、オーシャン東九フェリーが徳島へ寄港するだけなので、あまり現実的ではありません。

大阪南港からのオレンジフェリーを使って、今治には直接行けませんが東予港まで行く方法があります。

オレンジフェリーはすべてが個室で、自転車を輪行袋に入れれば自転車を運ぶ追加料金もかからずにオススメです。

料金も最安クラスで6,000円程度と格安で、大浴場もありますのでホテルに宿泊することを考えると割安。

関西圏の方はもちろんのこと、大阪まで行きオレンジフェリーを利用するのもオススメできます。

私も実際に利用しました。


その他、神戸から新居浜や高松までのフェリーを使って行く方法がありますが、大阪南港からのオレンジフェリーがしまなみ海道を走るのなら一番オススメです。

サンライズ出雲・瀬戸を利用する

新幹線や飛行機ではなく東京からだと寝台特急列車のサンライズ出雲・瀬戸を利用するのも良い方法です。

サンライズ出雲でしたら岡山で在来線に乗り換え尾道へ、サンライズ瀬戸なら坂出駅で在来線に乗り換え今治にそれぞれアクセスできます。

東京の夜遅くにサンライズ出雲・瀬戸は出発をしますので仕事を終わって出発をすることも可能です。

また、列車で泊まり朝早くに岡山駅に到着をするので、尾道からだとわりと早く走り出せるのも魅力です。

まとめ

しまなみ海道のゲートウェイとなる尾道や今治には鉄道、飛行機、フェリーなどさまざまなアクセスの方法があります。

尾道だと新幹線で福山・三原まで行き在来線に乗り換える方法または飛行機でのアクセスがオススメです。

今治だと新幹線で岡山まで行き在来線に乗り継ぎの他に大阪南港からのオレンジフェリー、飛行機を使うのもそれぞれメリットがあり選ぶのに悩むかもしれません。